働きやすい職場づくりのために「相手に伝わること」を 考え抜いた8年間。2代目管理者、鵜木善寛の決意


こんにちは!あきた創生マネジメント代表の阿波野升壱(あわのしょういち)です。

令和2年度、最初のスタッフブログでは、4月より「ショートステイ輪」の2代目管理者になった鵜木善寛(うのき よしひろ)を紹介します。開設間もないころから施設の機能訓練指導員として支えてくれました。社会人になってから専門学校に入学し、あんまマッサージ指圧師の免許を取得した鵜木。面接では、物腰柔らかい雰囲気から想像できない真面目で一途な面に私自身惹かれ、機能訓練指導員の募集はしていませんでしたが、採用にいたりました。

鵜木の長所は、「鋭い感性」と良い意味での「マイペース」さ。ときに経営者視点で物事を捉え、気付く姿には私自身も学ぶことが多いです。

これからの鵜木に期待することは、自分らしさを表現しつつ、周りから理解や信頼されるために「自分の考えをまとめ、伝えること」を意識すること。そして、さらに知識や経験を積み、信頼のある「リーダー」になってほしいと思っています! 管理者として迷い、悩みが多く心配なことも増えてくると思いますが、それも成長の過程として見守り、支えていきたいです。

 「人生これでいいのか」と悩み続け、社会人経験後に専門学校へ入学

初めまして。昨年度まで機能訓練指導員として働いていた鵜木善寛です。

今年で35歳になり、ようやく結婚相手にも恵まれ、さらにこの4月から管理者として働かせていただくことになりました。人生の大きなターニングポイントを迎えた私のこれまでとこれからを、恥ずかしながら少し紹介させていただきます!

正直に言うと、私は特に強い想いがあって介護施設で働きたいと思っていた訳ではありません。祖母は私が物心つく前に祖父も高校生のときに急に身体を悪くしたことをきっかけに入院し、そのまま亡くなり、家で誰かの介護に携わることもありませんでした。

高校卒業後の進路についても、親には進学を勧められましたが「やりたくもない勉強をするくらいなら就職する」と、地元のゴムパッキン製造企業に就職し、丸5年を過ごしました。

しかし、周りの先輩は仕事の愚痴ばかり。自分も暗い気持ちになり、働きながら少しずつ「これでいいのか?」と考えるようになりました。悩んだ末に一念発起し、仙台の専門学校に入学。そこで手に職を付けようと鍼灸・あんまマッサージ指圧(以下あマ指)の資格取得を目指して勉強し、無事に資格を取得することができました。

代表のおかげで入社は決まるも、手探りの日々が続く

専門学校卒業後に地元の能代に戻り、資格を活かせる求人を探したところ、見つけたのがショートステイ輪の求人でした。あマ指として実践経験もなく、機能訓練指導員について深い知識もない中、ダメ元で面接に向かい、代表の阿波野と出会いました。

面接では代表の砕けた雰囲気と、同じ出身校であったこともあり、リラックスして話せたことが印象的でした。何か特別なことは話していませんでしたが、採用していただけそうな雰囲気を感じて。「相性が良かったのかな」と不思議に思ったことは覚えています。

代表のおかげで輪に就職も決まり、働かせていただくことになったものの、未経験の中で飛び込んだ介護業界。当初は、正直何をしたらいいのか分からないことだらけの日々。自分にできることを探して迷走した挙句、担当外かつ未経験の仕事にも関わらず、離床介助やトイレ誘導など介護の仕事を手伝い、ミスをして職員に迷惑をかけたことも。その後も、先輩職員の退社を機に抜けた穴を埋めるため、また手探りの日々が続きました。

そんな中で、外部の理学療法士を招いてのリハビリや移乗介助、体位交換などの個人指導を受ける機会がありました。ある日の研修後、代表から「教えてもらった内容を鵜木が研修を企画して、みんなに教えていってよ」と声をかけられたんです。先輩職員の抜けた穴を埋めるために何をすべきか、日々悩んでいた自分の姿が伝わっていたんだと思います。

代表の一言から、戸惑い、悩みながらも介護職員向けの研修をスタートしてみました。内容は、移乗介助の方法や体位交換で気を付ける点や立ち上がるという行為そのものについて考えたり、介助が必要な利用者様に対してそれぞれがどのような介助を行っているかを見つめ直したりなど多岐にわたるもの。開催当初は、時間内にカリキュラムが終われなかったり、自分ばかりが話してしまったりと、上手くいかない日々が続きました。

職員向け研修で気づいた「伝えること」と「伝わること」の違い

「今現場に必要なことはなんなんだろう。それをどう伝えればいいんだろう」と悩む日々。

自問自答した結果、参加者目線の研修内容に改善することを決意しました。その後、座学形式での講座から、職員や利用者様にモデルになっていただく実践的な介助講習など参加者のニーズに合わせた企画を実施。新入社員が参加したときは、同じ内容を何度も反復して行ったりなど参加者を意識した研修となるよう努めました。それからは、開催回数を重ねていくうちに、なんとか研修を形づくれるようになっていきました。

また、研修講師を務める中で学んだことが2点あります。1つ目は、「反復と実践」の大切さです。社内研修を受講した際に、「何かを覚えようとする時に1番頭に入るのは、それを誰かに教えたとき」という言葉を教えていただき、「確かに!」と思ったんです。

やり方を教えてもらうことも、それを実践することも段階としては必要ですが、本当の意味で理解するためにはそれを誰かに教えれるようになる必要があるということ。研修講師においても、今まで自分がやっていたことを、他のスタッフに教え、実践してもらうことで、それが上手くいったときに、これまでとは違う達成感を感じました。

2つ目は、「相手に伝わったか」ということです。以前代表から「鵜木は、伝えることをめんどくさがって諦めてしまい、自分でやってしまう」と指摘されたことがありました。「伝えること」の重要性は理解していたものの、実際に「伝わったか」はまだまだ至らないことが多いです。話し手と受け手側のズレをどう修正していくかが大事だと思います。

このような講師の経験から、何か意見があるときはそれをただ伝えるだけでなく、出来る限り相手に考えてもらったり、その人自身に動いてもらうことをを心掛けています。

自分1人でできることはたかが知れている。みんなの意見を引き出し共有し、良いケアや環境を作ること。これが今まで代表が私に伝え続けてくれたことだと理解しました。自分が考えていることや伝えたいことをどう形にするか。それを理解してもらうために必要なコミニュケーションの重要性。仕事だけでなく、日常生活の中でも大切になる部分を研修で学びました。

職員一人ひとりと向き合い、想いを汲み取る管理者になりたい

今年度から私は管理者という立場からショートステイ輪に関わらせていただくことになりました。代表から「今後について話がある」と呼ばれ、「今後のキャリアアップについて何か考えているか」を問われました。私がちょうど昨年結婚したこともあってのことだと思います。「あまり現実的ではないがケアマネの資格取得は、道としてあるのかなと考えている」と伝えると、そこで初めて代表から「管理者としての道」を打診されました。

全く考えていなかったこともあり、「そもそも管理者は何をすべきなのか?」が全くイメージできませんでした。さらに代表からは「前任者と同じことをされても意味はない。鵜木らしい管理者になってほしい」との言葉を重ねられ、戸惑いを感じたことを覚えています。

前管理者は現場経験者で、ケアの技術的な部分や利用者様との関わり方などを現場に落とし込むことができている方でした。畑違いの私が同じことをしてもうまくいかないと思い、それ以外の面で私が管理者として職員をフォローできることはないかと今は考えています。

ゼロから覚えなければいけないことがありすぎるので、今でも何したらいいか戸惑いがあるのが正直な気持ちです。とにかく目の前の事を1つずつクリアしていくこと。職員一人ひとりとのコミニュケーションを取っていく事が大切だと考えています。現状ではまだ私が管理者であることに対して不安を抱えている職員もいるかと思います。そういった職員の想いを汲み取り、皆が働きやすい環境作りをしていきたいと思っています。

さまざまな不安や心配は尽きませんが、今ショートステイ輪はそれを吹き飛ばしてくれるくらい頼りになる仲間が沢山います。そして、利用者様の想いに寄り添うという点では、どこの施設にも負けません。私もそういった想いを形にする手助けをできるよう、これまで以上に利用者様とも職員とも向き合っていきますので、よろしくお願いします!

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