言語や文化の壁を超え、笑顔を引き出すケアをーー インドネシア技能実習生と考える「ケアのあり方」


こんにちは! あきた創生マネジメント代表の阿波野升壱(しょういち)です。

9回目となったスタッフブログ。今回紹介するのは、フィフィン アユニンティヤスです。彼女は外国人技能実習生制度を活用し、2019年11月にインドネシアから来日。当社メンバーとして働いてくれています。

実習生が期間限定で介護などの日本の知識や技術を学び、母国帰国後の働きに活かすことを目的とする本制度。実習生側のメリットに注目されがちですが、言語や文化の違いを乗り越え、利用者様に向き合う彼女達の「真摯さ」や、良いものをどんどん吸収する「素直さ」など、私自身や職場メンバーも学ぶことが多いです。

今回、慣れない土地でも積極的に学び、成長し続けるフィフィンの頑張りをお伝えできたらと思っています!

日本の四季や文化を楽しみながら、介護や言葉を学びたい

――自己紹介をお願いします!

初めまして、フィフィン ・アユニンティヤスです。趣味は料理をすることです。日本は四季の変化や景色が綺麗で、文化にも興味があります。

――初めて日本に来たときの印象はどうでしたか?

秋田に来る前におこなった群馬県での実習を終えた後、職員さんと実習生のみんなでインドネシアの料理を作って食べた事が思い出です!とても楽しかったです。

――あきた創生マネジメントに来てもうすぐ1年になります。日々の仕事で学んだことや心がけていることを教えてください。

利用者さんとお話をしたり、遊んだりする中で、たくさん声かけをすることで、笑顔を引き出していけるように心がけています。

――これまでの仕事の中で、特に印象的だったエピソードを教えてください。

初めてみんなと一緒に餅つきをしたことが、嬉しかったです。

――初めての日本での生活で新しいこと尽くしだったかと思います。楽しかったことや大変だったことはなんでしょうか?

電車に乗ることやスーパーで買い物をすること、家の周りを散歩することがいつも楽しいです。宗教上、豚肉を食べたりお酒を飲んではダメなので、何かを買うたびに入っているものを確認するのがちょっと大変です。また、辛い食べ物が好きですが、近所で辛い唐辛子があまり売られておらず、少し困ってます。

――日本に来てから特に感謝を伝えたい人は誰ですか。

お母さんです! 今まで育ててくれてありがとう。成長を願ってくれてありがとう。「愛してる」️と伝えたいです。

――今後の暮らしで挑戦してみたいことを教えてください!

日本語能力試験のN1とN2(日常生活など幅広い場面で使われる日本語の理解度を認定する試験)に挑戦し、日本語をペラペラに話せるようになりたいです。また、介護福祉士の国家試験を受けたいと思っています。

「労働力」ではなく、一人の「人」として向き合う

今回、インタビューを受けてくれたフィフィンを含む、3人の実習生が現在弊社のメンバーとして働いてくれています。今年も11月に3名(能代1人、大館2名)の実習生を受け入れる予定でしたが現在、新型コロナの影響のため、来日が延期に。ただ、実習候補生は日本に来るのを諦めずに日本語の勉強を頑張っています。写真は先日、実習候補生とZoomで現状報告をおこなったものです。

少子高齢化により、働き手不足に悩む介護業界において、技能実習生制度などを用いて、外国人スタッフを雇用する施設が増加しています。しかし、介護業界に限らず受け入れ側の理解や体制が不十分なことで、外国人スタッフが慣れない日本の土地での暮らしに悩み、精神的ストレスを抱えてしまう声も良く聞くのも事実です。

私自身その課題に対し、「母国を離れ、日本の介護を学びに来た実習生達を、人手不足を補う”労働力”ではなく、一人の”人”として向き合うことを何よりも大切にしよう」と考え、受け入れを始めました。

現在進行形で試行錯誤しているのはコミュニケーションで、うまく自身の想いを伝えられないことは多く、翻訳機器を使ったり、管理団体の通訳の方を介して、細かな部分を聞いていただいたりしながら、生活と仕事の両面をサポートしています。

公私共にコミュニケーションツールとして「LINE WORKS」を利用し、スタッフと実習生と細かなやりとりを通して学び合いながら、お互い成長しています。特に技能実習生、日本人スタッフ共に聞く力、伝える力の成長は素晴らしいと思います。

秋田県は特に冬が厳しく、実習生達が寒さや孤独に耐えられるかが心配でしたが、シェアハウスなど住まいを整備し、地域住民との交流の場を設けるなど、一人で悩みを抱え込まない環境づくりを大切にしています。彼女たちもまた、スタッフの誕生日にサプライズを自主的に企画し、感謝の気持ちをストレートに表現する「思いやりの心」など、沢山の気づきを与えてくれます。

もちろん改善しなければいけない課題はまだ沢山ありますが、実習生を始め、多様なメンバーが集まり、「ここで働いて良かった」と思ってもらえる組織づくりを今後も進めていきたいと思います!弊社の取り組みは、FacebookTwitterなどを通して日々発信しているので、関心のある方はぜひフォローいただけると嬉しいです。

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