【vol.12】じりつ って何!?
みなさん
こんにちは^人^
卒業シーズン真っ只中ですね…
私の娘も先日、中学校卒業でした。
すごく感動的な式典でした…(TT)
親のいぬ間に…(笑)
子供達の成長を感じながら(汗)
前回は「チームワークに必要な要素 〜その2〜」についてお話しさせていただきました。
一人一人のモチベーションが上がるような
チーム(職場内、スタッフ)の雰囲気づくりが大切!!!って
それは
助け合うこと
補い合うこと
お互い様の気持ちを持つ事でした。
今回はvol.12は…
「じりつ って何!?」
「自立」、よく介護現場の中でよく使われる言葉ですよね!!
私たちは知らぬ間に、当たり前になっている言葉を意味も知らずに使っていたり、曖昧なままに使っているかもしれません…
私もそうでした…(汗)
まずは意味…
自立…他の助けや支配なしに自分一人の力だけで物事を行うこと。
※大辞林 第三版にて
続けて
これもよく聞く「自立支援」
自立支援…利用者、介護される人の身体機能、精神機能を維持を図るとともに、自分らしい生活を送ってもらうこと。
それは…
利用者様の体にまだある力(能力)、前向きな思い(心)などを組みとり、自分自身で出来る事はやってもらう。自分で出来る事はやってもらい、出来ない事を介護職員や介護者が補う。
このようにして、利用者様、介護される人の身体機能、精神機能を維持を図るとともに、自分らしい生活を送ってもらうということが自立支援です。
当たり前だよ!!
って思っているかもしれませんが…
もしかしたら…
自立、自立っと言って目の前のご利用者様を苦しめているかもしれませんよ…
あくまでも
自立を考えていく上で、ご利用者様が「日常生活をどう過ごしたいか」を自分で考え決めければなりません。
それが自分らしい生活を送る上では重要です。
何のため(目的)に、その行為を時間をかけてまで自分でしなくてはならないのかが明確でなければ自立の意味がありません。
また、その目的のためには、必ずしもその過程の行為が自立できていなくてはならないのか?も判断しなくてはならないと思ってます。
例えば
いくら、好きな外出をするために時間をかけて自分で服を着れたとしても、服を着るだけで疲れてしまえば、いつの間にか苦痛になり好きな外出も嫌いになってしまいますよね…
好きな外出を継続していく上では、頑張ればできる行為、時間をかければ何とかできる行為は
自分の意思で人の手を借りて、やりたいことをする充実した生活を送る方が生活が楽しいはずですよね!!
体の機能維持も大切ですが、それ以上に心の健康維持が最も大切です!!
自立は「自分のやりたいことをやるにはどうすれば良いか一緒になって考え、
よりその人が満足する生活」を送れるようにサポートすることが非常に重要です。
その為には…
- 自分で出来る事で、何が可能になるかを一緒に考える
- 目的によっては介護の力を借りて、自分の目的の生活を送る事が出来るようにする
- 生活の質を高めるにはその人の興味や思い、目的をコミュニケーションの中から引きだす
やっぱり
その人を時間をかけて知らないといけませんよね〜
私も含め、介護に関わる人は…
自分でやらせることが…
本当に今、そのご利用者様に必要なことなのか、見極め、判断する必要な場合があります。
自分でできることを取り上げてしまうことも、必要以上に自立を求めるのも、日々のご利用者様を知っていく中で考えていかなければなりません。
そんな
いい加減
いい塩梅
いい匙加減
のケアができれば最高ですよね〜^^
毎日、同じ対応でいいはずがないから…
ご利用者様も自分たちと一緒の人間である以上、毎日の心身状態の変化があることだから…
いつの間にか、ご利用者様とは別世界の人だと思っていませんか…
次回【vol.13】は…
「感情の与える様々な影響」についてです^^